第2話 発覚
旦那さんが電話をしてから5分程で救急車が到着
到着した救急隊の人に色々聞かれる
※第1話参照(笑)
とりあえず病院に行こうということになり、
担架か何かで運ばれるのかと思いきや
エレベーター無しアパートの2階なのですが、
階段が狭過ぎて担架じゃ無理ということになり
救急の人:「女性の下腹痛は消化器系か婦人科系か微妙なラインなのでまずは近場の消化器系の先生が夜勤でいる総合病院へ行き、そこの判断次第では婦人科系の先生のいる病院へ再搬送します」
といったことを救急退院の人に言われ、
ひとまず近所の総合病院へ。
病院へ着いた時点では吐き気は治まっていて、痛みもすこしましに。
ただ動いたり振動が来ると痛かったです。
気がつくと先生と看護師さんが目の前にいて、
点滴刺されたり、お腹押されたり。
それからひとまず原因を探るためにCTを撮ることに。
なんとか撮影が終わり先生のいる部屋へ。
旦那さんもそこにいて、
ちょっと離れたとこにある先生のパソコンにさっき撮った画像らしきものが。
そして先生に、
「ここいたい〜?」って言いながら、お腹の左下を押され、
私:『あうっっ!!痛い!!』
私:『すみません、ちょっとまだお腹が。。。』
先生:「あ、そう。じゃあ旦那さんこっちきて。」
先生の塩対応にイライラしながらも、仕方なく首を延ばせるだけのばして離れたモニターを見ながら先生の話を聞きました。
先生:「これ身体を輪切りにしてる画像なんだけどね。こっちが背中でこっちがお腹。」
先生が操作すると画像が動く
先生:「これが右卵巣、子宮。ほんでこれが左卵巣。
ね?腫れちゃってるでしょ?右と大きさが全然違う。」
※ちなみに下が背中側です
ほんとだ。。。なんでやろ。。。
そんなことをぼんやり考えてたら
先生:「たぶん今回の腹痛はこの卵巣の腫れが原因だね。茎捻転(けいねんてん)っていってね、卵巣に腫瘍が出来るとこんな風に卵巣が腫れ上がって重くなっちゃって、なんかの衝撃で卵巣を支えてる靭帯を軸に卵巣が1回転して、ねじれてしまうことを言うんよ。」
(※茎捻転(けいねんてん)の詳細はこちら→卵巣のう腫ってなあに?)
ふじを大パニック。笑
私:『あの…てことは私も緊急手術するんですか…?』
先生:「いや、それは僕専門外だからわかんない。ハハッ!」
私:『…(殺意)』
先生:「まあ、卵巣は強い臓器だからね。そんな一晩やちょっとでダメになったりしないから。明日朝一で婦人科の先生に診てもらうといいよ。じゃ、そゆことで。」
看護師さん:「じゃあタクシー呼んで一旦お家帰りましょうか!」
てっきり病院で薬もらって点滴したらすぐ治るものだと思ってたのに。。。
手術だなんて。。。泣
数分後
看護師さん:「はーい、タクシー来ましたよー!起きれるかなー?」
ここから2週間はいろんな意味で地獄でした。笑
つづく。
[記事公開日]2016/06/23